リフォーム会社や工務店の宣伝をポスティングで！集客効果を出す配布方法とは？
リフォーム業界チラシによるポスティング宣伝を成功させるには、消費者へチラシの内容を通じていかに信頼感と安心感を与えられるかにかかっています。ここではリフォーム業界ポスティングの特徴や、効果的な配布時期・配布方法等を解説します。
リフォーム業界内のポスティング宣伝の特徴
リフォームは一般庶民にとって「高い買い物」。その分、消費者側は「失敗したくない」「信頼できる会社を選びたい」という安定性志向の選択に傾きがちです。名前を知られていない中小企業にとっては不利な状況と言えるでしょう。
そのため認知度が低い中小規模のリフォーム会社・工務店は、まず消費者との「接触回数」を増やす必要があります。名前を知ってもらう、社長の顔を覚えてもらう…このような単純な接触の繰り返しでも、消費者側は企業を「知っている」という感覚になり、企業に対する信頼感・安心感を高めてくれるのです。
TVCM等に比べコストが安いポスティングは、消費者側に直接的かつ定期的なアプローチができるうってつけの宣伝方法です。中長期的な複数回のポスティングによるマーケティング戦略が有効となるのがリフォーム業界の特徴と言えるでしょう。
リフォーム会社・工務店のポスティング利用シーン・配布目的
リフォーム会社のチラシの最終的な配布目的は「問い合わせ数アップ・リフォーム契約の増加」です。またそれらの最終結果に至るための「認知度アップ」「他社との差別化」も配布目的の一つとなります。
・リフォームサービスの紹介チラシ：中古マンションリノベーション・水回りリフォーム等のサービス内容をアピールし、顧客の「リフォームをしたい」という潜在的欲求を刺激する
・イベント告知チラシ：相談会やリノベーション内覧会等を告知し、近隣住民を集客する
・キャンペーンチラシ：期間限定の料金割引・セット特典等をアピールし、大幅な集客を狙う
リフォーム業界のチラシの配布時期
リフォームの需要は、4月～5月頃に上がります。これは年度初めに新生活に入る人が多く、住居に対しても「新しいもの」を求めるムードが高まるためです。また7月～8月も梅雨明けで好天が続きやすく、リフォームに対して消費者は積極的になる傾向を見せています。これらの2つの時期は、リフォーム業界がポスティングによるマーケティングに最も力を入れるべき時期と言えるでしょう。
リフォーム会社・工務店のチラシ配布エリア
リフォームサービス対応エリアが決まっている支社・営業所の場合は、対応エリア全域をチラシ配布エリアとします。ある程度広範囲かつ自由度の高いサービス対応が可能な場合、GIS（地理情報システム）を使ってターゲット層が多い地域（対象となる建物が多いエリア等）を絞り込み、集中的にチラシ配布を行うのも効果的です。
リフォーム会社・工務店のチラシ配布方法
マンションリフォームの場合は、『セグメント配布』でチラシ配布建物を「住居マンション」に指定します。また戸建て向けのサービスの場合にはチラシ配布対象を「一戸建てのみ」に制限しましょう。リフォーム需要のある建物のみに対し限定したチラシ配布を行うことで、少ない配布枚数でも反響率アップが期待できます。ポスティング業者によっては、配布建物を「築年数」「面積指定」の要素でさらに細かく指定することも可能です。
リフォーム業界のポスティングチラシ内容やデザイン
リフォーム関連のポスティングチラシでは、以下の2点の掲載内容が反響率アップの鍵になります。
リフォーム施工のイメージ画像（ビフォー・アフター画像等）
顧客がチラシを見て1秒で「こんなにキレイになるのか！」と驚きを感じ、リフォームへの意欲が湧くような画像を大きく配置します。
社長やスタッフの顔写真またはイラスト
笑顔の写真やイラストには消費者からの安心感・信頼感を勝ち取る効果があることが心理学の研究でも判明しています。第一印象で好印象を掴み、後の問い合わせ・契約に繋げましょう。エリアでの認知度が低い企業・小規模企業の場合、安心感を獲得できる要素の掲載は特に重要です。
リフォーム業界の目的別ポスティング販促方法
中古マンションリフォームサービスの宣伝チラシ
GIS（地理情報システム）を使用し、国勢調査データや建物データ等から「築15年～30年以上の分譲マンション」が多い地域を絞り込みます。さらにセグメント配布でチラシ配布建物を「住居マンション」のみに指定。配布建物の面積指定が可能な場合、2人～3人以上の家族構成世帯が多い中型～大型マンションに限定したチラシ配布を行うことで、より効率的なポスティングを行うこともできます。
工務店の一戸建て向けシニアリフォームの宣伝チラシ
60代以上の高齢者が居る家庭からのレスポンスが期待できるため、GIS（地理情報システム）を使って60代以上の男女が多いエリアを割り出します。リフォームのグレードによっては、「年収800万以上」等の富裕層世帯が多い地域にさらに絞り込みを行うのも手です。配布方法はセグメント配布で、チラシ配布建物は「一戸建て住居のみ」に限定します。
リフォーム業界宣伝の実際のポスティング活用例
外壁塗装
- チラシ配布目的：新規顧客獲得（問い合わせ件数・相談件数の増加）
- チラシ配布内容：外壁塗装の喚起
- チラシ配布枚数：20,000枚
- チラシサイズ・印刷方式：A4サイズ（カラー）
- チラシ配布方法：国勢調査で50代以上が多く住むエリアを抽出し、戸建て住宅のみへ配布
- チラシ制作で重視した点：高齢者層が親しみやすい「新聞風」の縦書きデザインにし、作業手順を4コマ漫画風に掲載
- ポスティング結果：問い合わせ・相談件数がポスティング前と比べて200％増加。問い合わせ・相談から成約に至る率も70％を超えました。
リフォーム業者
- チラシ配布目的：新規顧客獲得（問い合わせ件数・相談件数の増加）
- チラシ配布内容：クロス張替えに特化したリフォーム
- チラシ配布枚数：50,000枚
- チラシサイズ・印刷方式：B4サイズ（カラー）
- チラシ配布方法：店舗近郊で団地の多いエリアに配布
- チラシ制作で重視した点：施工例としても団地施工のビフォーアフター写真を大きく掲載し、クロス張替えで部屋のイメージ大きく変わることを演出
ポスティング結果：チラシの写真掲載が影響し、10件以上の依頼獲得に成功しました。